というわけで、のみすぎた

昨日の続きです。
三味線弾いたり唸ったりしながら、おしゃべりをしておりますと、客席の小圓嬢師匠が、何やらうずうずと・・・・
じれったくなってきたとみえて、
「もうーーーー、わたしがやったる」
とばかりに前にでてくださり、一節・・・・どころか、壺坂の長いセメから早節まで、唸ってくださいました。



みよ！さくらの真剣な表情を。
この奈々福ウィークでは、弾きながら笑いすぎ、と各方面から指摘を受けたさくらちゃんとは思えないでしょ。
そして、弾きながら、小圓嬢師匠の呼吸がわかる、しっくりなじむ感覚がありました。
ここ数年、みっちり弾かせてもらっております、お稽古もしていただいてます。
こういうことなんだなあ。
昔の恋人に久々に会ってときめく感じ（奈々福さん）と、今の伴侶とあうんの呼吸でお茶のんでる（小圓嬢師匠）感じ？？
ちょっと違うか。

拍手大喝采で、お客さま大喜び。
「一席聴きたかった」
そりゃ聴きたいですけどね。今日はだめ！！！
1月31日「沢村豊子・さくら親子会」＠大丸心斎橋劇場でお待ちしております。



そして、最後は浪曲「左甚五郎掛川宿」の一席を。



楽しかったですね。うん、楽しかった。
4日間、突っ走った感がありました。
連日、繁昌亭昼席のあと夜2席、晩はのむのむ。ひきかけだった風邪を、途中でしっかりひいてしまいました。

最終日は奈々福さん、応援団の方と3人で打ち上げです。
よそでは喋れない、本音トークしみじみトークで盛り上がりました。
ある約束もしました。
浪曲が大好きで、悲観しながらも邁進してきたわたしたち。
こんな時代です。芸の修業と同時に、生意気なようだけど、浪曲を俯瞰して自分のやるべきことをしっかりと、前に進んでいきたい、そう襟を正しました。

それにしても、体調不良にもかかわらず飲みすぎました。
反省。