昨年はありがとうございました!〜曲師の会のご報告も含めて
- 2023/01/08
- 01:22
新年明けまして、はや一週間、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
わたしは、年末年始いつもどおり山形の実家に帰っておりました。
例年は何とか年内に実家で作成するはずの年賀状を書くこともなく、一年を振り返るブログを綴ることもなく、いつも以上にグータラなお正月を過ごしてしまいました・・・。
昨年は、明けてまず、真山隼人くんの、復帰そして咲くやこの花賞受賞というおめでたいことが続きました。
随分昔のことのようですが、去年のことなんですね。
心より、おめでとう、よく頑張った!と言いたいです。

1月15日、16日の「浪曲の小部屋」「十三浪曲寄席」で復帰して1月はそれでおしまい。
でも2月はぼちぼち、3月には通常どおりの活動に戻りました。
傍でみていても体調がおぼつかないことが多く、もっとゆっくりした方がいいといたわってくださる方もいらしたのですが、何とか乗り切ることができました。
いろんな方が応援し助けてくださいました。
本当にありがとうございました。
2月からは、ツキイチ独演会@木馬亭 が始まりました。
交通宿泊チラシまで自分たちでこなす完全自主公演を、東京で毎月開催するのは、苦労もありますがわたしは(隼人くんは大変だっただろうなあ)結構楽しんで通いました。
木馬亭の定席にもほぼ毎月出演しましたし、浅草拠点にほかのお仕事にも伺ったりして、それなりに東京が近くなったと思います。
師匠の沢村豊子とお会いする機会が増え、これも嬉しいことでした。

そしてそして。
11月には、「曲師の会vol.24」を文楽劇場小ホールで開催 しました。
さくら渾身の企画で、満員御礼ありがとうございました。
4月に開催したvol.23では、「浪曲三味線の変遷を辿る」というテーマでわたしなりの解釈をまとめました。
大まかにいうと、年代が進むにつれ、リズム楽器のような〜よりメロディアスな節と三味線〜物語を支える映画音楽のようなもの、という系譜が見えてきたということです(さくら調べ)。
いろんな講座やコラボ企画などを通して、浪曲以外でも浪曲三味線の技術が使えるのでは、と感じていました。
それが、2021年に参加させていただいた人形劇団クラルテさんの「有頂天家族ー二代目の帰朝」で確信に変わり、vol.24では人形劇の音楽を三味線だけでやってみたい!と思ったのです。
人形劇と三味線のコーナーは、西村和子さんの熟達した人形劇を皆さん存分にお楽しみいただいたようです。
これこそ曲師の役割!ほっと胸を撫で下ろした次第です。
クラルテさんには西村さんはじめ全面的にご協力いただき、オザワミカさんが素敵なチラシを、さらにABCアナウンサー桂紗綾さんが司会と人形劇ナレーションを担当してくださり、いい意味で手作り感がなくなったと思います。
もちろん、隼人くんはもう一人の主催者として八面六臂の活躍をしてくれました。
プロの仕事と、一丸となって会を盛り上げてくださる出演・スタッフ全員の気概、両方に恵まれた、自分としては最高の会になったと思います。
すべての方に、心より、御礼申し上げます。

また昨年は、隼人くんが、十三浪曲寄席、水曜千鳥亭に加え、ハルカス寄席、山本能楽堂「上方伝統芸能ナイト」に加えていただいたり、阪急交通社さんの毎月「たびコト塾」公演も定着して、ルーチンのお仕事が増えた年でもありました。
ありがたいことです。
そして年末には、百年長屋で長らく開催してきた「浪曲の小部屋」が、長屋を卒業して、定員を増やし
高津宮「浪曲研究会」に移りました。
より多くの方が、思い立ったら気軽に隼人をご覧いただける会になればと願います。
今年は、ひとつひとつの舞台を大事に、丁寧につとめて充実した一年にしたいと思います。
また、東京でも曲師の会ができればなあ、と。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
わたしは、年末年始いつもどおり山形の実家に帰っておりました。
例年は何とか年内に実家で作成するはずの年賀状を書くこともなく、一年を振り返るブログを綴ることもなく、いつも以上にグータラなお正月を過ごしてしまいました・・・。
昨年は、明けてまず、真山隼人くんの、復帰そして咲くやこの花賞受賞というおめでたいことが続きました。
随分昔のことのようですが、去年のことなんですね。
心より、おめでとう、よく頑張った!と言いたいです。

1月15日、16日の「浪曲の小部屋」「十三浪曲寄席」で復帰して1月はそれでおしまい。
でも2月はぼちぼち、3月には通常どおりの活動に戻りました。
傍でみていても体調がおぼつかないことが多く、もっとゆっくりした方がいいといたわってくださる方もいらしたのですが、何とか乗り切ることができました。
いろんな方が応援し助けてくださいました。
本当にありがとうございました。
2月からは、ツキイチ独演会@木馬亭 が始まりました。
交通宿泊チラシまで自分たちでこなす完全自主公演を、東京で毎月開催するのは、苦労もありますがわたしは(隼人くんは大変だっただろうなあ)結構楽しんで通いました。
木馬亭の定席にもほぼ毎月出演しましたし、浅草拠点にほかのお仕事にも伺ったりして、それなりに東京が近くなったと思います。
師匠の沢村豊子とお会いする機会が増え、これも嬉しいことでした。

そしてそして。
11月には、「曲師の会vol.24」を文楽劇場小ホールで開催 しました。
さくら渾身の企画で、満員御礼ありがとうございました。
4月に開催したvol.23では、「浪曲三味線の変遷を辿る」というテーマでわたしなりの解釈をまとめました。
大まかにいうと、年代が進むにつれ、リズム楽器のような〜よりメロディアスな節と三味線〜物語を支える映画音楽のようなもの、という系譜が見えてきたということです(さくら調べ)。
いろんな講座やコラボ企画などを通して、浪曲以外でも浪曲三味線の技術が使えるのでは、と感じていました。
それが、2021年に参加させていただいた人形劇団クラルテさんの「有頂天家族ー二代目の帰朝」で確信に変わり、vol.24では人形劇の音楽を三味線だけでやってみたい!と思ったのです。
人形劇と三味線のコーナーは、西村和子さんの熟達した人形劇を皆さん存分にお楽しみいただいたようです。
これこそ曲師の役割!ほっと胸を撫で下ろした次第です。
クラルテさんには西村さんはじめ全面的にご協力いただき、オザワミカさんが素敵なチラシを、さらにABCアナウンサー桂紗綾さんが司会と人形劇ナレーションを担当してくださり、いい意味で手作り感がなくなったと思います。
もちろん、隼人くんはもう一人の主催者として八面六臂の活躍をしてくれました。
プロの仕事と、一丸となって会を盛り上げてくださる出演・スタッフ全員の気概、両方に恵まれた、自分としては最高の会になったと思います。
すべての方に、心より、御礼申し上げます。

また昨年は、隼人くんが、十三浪曲寄席、水曜千鳥亭に加え、ハルカス寄席、山本能楽堂「上方伝統芸能ナイト」に加えていただいたり、阪急交通社さんの毎月「たびコト塾」公演も定着して、ルーチンのお仕事が増えた年でもありました。
ありがたいことです。
そして年末には、百年長屋で長らく開催してきた「浪曲の小部屋」が、長屋を卒業して、定員を増やし
高津宮「浪曲研究会」に移りました。
より多くの方が、思い立ったら気軽に隼人をご覧いただける会になればと願います。
今年は、ひとつひとつの舞台を大事に、丁寧につとめて充実した一年にしたいと思います。
また、東京でも曲師の会ができればなあ、と。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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